多くの人が日常生活の中で経験する腱鞘炎。
この痛みは、手や指の使い過ぎによって引き起こされることが多いです。
では、腱鞘炎は整骨院で治療は可能なのでしょうか。もしそうなら、どのような対応がされるのでしょうか。
今回は、整骨院での治療方法や予防策についてご紹介します。
腱鞘炎とは?
腱鞘炎とは、手の腱と腱鞘の間に炎症が起きた状態のことです。
具体的には以下のような特徴があります:
・手の腱のうち、指を曲げる方向に働く屈筋腱と、指を伸ばす方向に働く伸筋腱が腱鞘の中を滑らかに動くようになっている。
・手を過度に使うと、腱と腱鞘の間で摩擦が起こり、腱鞘が腫れる。
・腱がひっかかって、指が縮んだばねのように開かなくなる「ばね指」という症状が起きる。
・親指の付け根に生じるドケルバン病など、指を伸ばす側の腱鞘炎もある。
・女性、特に更年期や妊産婦に多くみられる傾向がある。
つまり、手の使い過ぎが主な原因で、腱と腱鞘の間の炎症によって痛みや可動域制限などの症状が現れる状態が腱鞘炎です。
整骨院での腱鞘炎治療
整骨院では、腱鞘炎の症状を和らげるためにさまざまな治療法が用いられます。
特に効果的なのは、手技療法や電気療法です。
・手技療法:手や指の周りの筋肉をほぐし、血行を促進させることで、痛みや炎症を和らげます。
・電気療法:痛みのある部位に微弱な電流を流すことで、痛みを軽減させる効果が期待できます。
治療法について詳しく知りたい方は、ぜひ近くの整骨院で相談してみてください。
腱鞘炎予防法と自宅でのケア
腱鞘炎は予防が可能です。また、自宅でできるケアも非常に重要です。
予防法
1. 適切な休息:長時間同じ姿勢での作業を避け、定期的に休憩を取る。
2. ストレッチ:手や指の筋肉をストレッチすることで、緊張をほぐす。
自宅でのケア
・冷却:炎症がある場合、冷やすことで痛みが和らぐ。
・軽い運動:軽く手や指を動かすことで、固まった筋肉をほぐす。
整骨院を選ぶポイント
信頼できる整骨院を選ぶことは、治療の成功に直結します。ここでは、良い整骨院の選び方をいくつかご紹介します。
1. 治療法の種類:腱鞘炎治療に対応しているか、どのような治療法があるかを確認します。
2. スタッフの資格:資格を持ったスタッフがいるかどうかも、重要なポイントです。
まとめ
腱鞘炎は適切な治療と予防によって、その痛みを大きく軽減することが可能です。
信頼できる整骨院での治療を検討してみてはいかがでしょうか。
この記事が、腱鞘炎に悩む皆さんの一助となれば幸いです。